プロ野球は今日30日、セ、パ両リーグが同時開幕し、ナイター6試合が行われる。
阪神開幕投手の能見篤史投手(32)が臨戦態勢に入った。2年連続で開幕投手に指名され、チームの左腕では74、75年江夏以来の2年連続開幕勝利を狙う。「やることをやるだけ。長々とは話せない。やることをやるだけ」と、ピリピリムードを漂わせた。
キャッチボール、ダッシュなどで最終調整を終えた。普段は気さくに取材に応じる男が鋭い目つき。シーズンへ、スイッチを切り替えた証拠だ。相手は中畑監督率いるDeNA。前身の横浜とは昨季2試合で1勝0敗、防御率3・46と相性は悪くないが「相手どうこうというのはない。やることをやるだけですから」と自然体を貫いた。
沖縄キャンプ最終日の2月29日、和田監督から大役を告げられた。誰もが認める、文句なしでの選出。和田監督は「彼が中心となって、シーズンをやってもらいたい。明日はしっかり投げてくれると思う。注文することはない」と信頼を寄せた。
今季導入の予告先発について左腕は「何の実感もない。やることは一緒なので」と平然。己の力を信じ、目いっぱい、左腕を振るだけだ。【佐井陽介】




