<日本ハム9-1西武>◇30日◇札幌ドーム
西武打線が、日本ハム斎藤の術中にはまった。6回に1点を奪うのがやっとで、プロ初完投勝利を献上。昨年に続き、通算3敗目を喫した。渡辺久信監督(46)は「カウントを良くして、ボール球を振らされた。それに、はまってしまったね。どんどん勝負してきていたし、彼本来のピッチングだと思う」と完敗を認めた。
昨年のリプレーを見ているようだった。連続四球で迎えた1回2死一、二塁、土井ヘッドコーチが「最初のチャンスだね」と攻略策に挙げたポイントで、5番嶋が打席へ。外寄り高めを右翼ポール際への大ファウルを放ったが、仕切り直し後はボールになるスライダーを引っかけた。同コーチが「(昨年と)同じ形でやられてしまった」と嘆いたように、5回までは中島の1安打のみ。甘い球をミスショットするたびに焦りが生まれ、斎藤の投球ペースに引き込まれた。
32打席中、22打席で初球にストライク。栗山が「ストライク先行で、早いカウントで追い込まれた」と振り返ったが、凡打を繰り返すたびに高まる「斎藤ワールド」を食い止めることができなかった。渡辺監督は「いい負け方じゃない。まだ1ゲームだけど、しっかり修正していかないと」と奮起を求めた。【久保賢吾】




