<オリックス2-3楽天>◇7日◇京セラドーム大阪
楽天の外国人カルテットがオリックスを粉砕した。テレーロが先制打で、フェルナンデスが決勝打。ヒメネスが7回2/32失点で、9回はラズナーが締めた。4人の合計推定年俸2億7500万円は、敵の4番李大浩(2億5000万円)とさほど変わらない。お金じゃない価値を見せつけた。
星野仙一監督(65)の頬も緩んだ。「みんな、きちっとやったね」。異彩を放ったのがテレーロだ。2回1死二塁、中山から右前打。「大久保打撃コーチに、始動を早くするよう言われた」と喜ぶ頭がキラリ。前夜、マイバリカンでそり上げた。不振で「気分転換さ。ちょっと寒いけど」と丸刈りは反省の印ではないと強調していたが、人懐っこく笑った。
新加入テレーロの年俸4000万円は4人でも最安値。限られた補強費で、人脈を用い獲得した星野監督は「安くても、新外国人は大化けするかもしれない。それが面白い」。昨季メキシカンリーグMVPで可能性は秘める。一方、来日10年目フェルナンデスには、怠慢プレーは2軍落ちと伝えた。ムチだけじゃない。開幕前、外国人選手だけ集め食事会を開いた。アメも使って、助っ人勢を束ねた勝利だった。【古川真弥】



