<西武2-3日本ハム>◇19日◇皇子山
西武が今季初の連勝を狙ったが、3度目の挑戦も、はね返された。勢いに乗れないチーム状況を象徴する敗戦だった。クリーンアップの3人が、計10打数無安打の沈黙。日本ハムから7四球と4失策で、再三チャンスをもらったが、2得点に終わった。渡辺久信監督(46)は「チャンスをくれているのに、あと1本が出なかった」と首をかしげた。
9イニング中、得点圏に走者を進めたのは、6イニング。クリーンアップ3人に限れば、8打席あった。それでも、打点は中村の遊ゴロの間に挙げた1点だけ。得点パターンのはずが、凡退を繰り返した。重苦しいムードが漂う中、粘りの投球を見せた先発岸も、6回に絶えきれず。2死三塁から不調の糸井、中田を歩かせ、絶好調の稲葉に逆転の適時打を浴びた。
打線全体が低調で、主軸へのプレッシャーは高まるばかりだが、中村は言い訳しなかった。「それは4番を打つバッターの宿命。(どんな状況でも)打たないといけないです」。得点差は1点だったが、ワンチャンスを生かした日本ハムと生かせなかった西武。チームの勢いの差が出た敗戦だった。【久保賢吾】



