ソフトバンク育成の千賀滉大(せんが・こうだい)投手(19)が23日、支配下登録された。推定年俸440万円。背番号は、128から昨年までオリオールズ和田が背負った21に変更。30日ロッテ戦(QVCマリン)で、先発デビューする見込みとなった。

 千賀が支配下登録を聞かされたのは4日前。「最初はマジか、という感じでした」。同時に背番号が21に変更されると聞いてさらにびっくり。「今年アマにいたら間違いなくドラフト1位と言われた。球団の方から期待されているのはうれしいです」と振り返った。

 高校までは全くの無名だった。評判を聞きつけたスカウトが学校を訪れ、ブルペン投球を見ただけで獲得を決めた。永山スカウト部長は「球が違った。体ができればプロでいけると思いました」と言う。1年目はひたすら体作り。1年間で体重は9キロ増え、最速は高校時代の143キロから153キロまでアップ。今春のキャンプで1軍に抜てきされ、オープン戦にも登板した。

 先発陣から和田ら3人が抜けた今季。新助っ人ペニー、ピントは2軍調整中。西武からFAで加入した帆足も登板のメドが立たない。28日ロッテ戦(QVCマリン)からの9連戦では先発投手の整備は急務で、ローテの谷間となる30日に千賀が抜てきされる見込みだ。

 千賀は「ようやくプロ野球選手としてスタートに立ったかなという気持ち」と意気込んだ。【前田泰子】

 ◆千賀滉大(せんが・こうだい)1993年(平5)1月30日、愛知県蒲郡市生まれ。蒲郡高で甲子園出場はなし。10年育成4位でソフトバンク入団。昨季ウエスタン・リーグの登板はなし。今季は4試合で1勝1敗、防御率1・50。185センチ、81キロ。右投げ左打ち。