<阪神5-0広島>◇25日◇甲子園
阪神猛虎打線がマエケン・ショックを一夜で振り払った。1回1死一、二塁から4番新井貴浩内野手(35)が三ゴロ。前夜の完封負けが虎党の脳裏をよぎったのか、スタンドがざわめいた…。だが、「昨日は昨日で終わったこと」と言う5番ブラゼルが、先制の右前適時打。続く金本も右前適時打。初回の2本の適時打を和田豊監督(49)は「試合を優位に進められるヒットになった」と振り返った。
本拠地で結果が出ていなかったブラゼルが言った。「どこの球場でやろうと気にしていない。今、この瞬間というのを大事にして戦っているから」。金本は試合後、試合終了から約40分が経過した午後9時50分、ベンチ裏から出てきた。前夜に続いての居残り素振りだ。打っても、打てなくても、やるべきことをやる。前夜のことなど引きずるはずもない。そんな歴戦の男たちによって、もたらされた快勝劇だった。




