<楽天0-3中日>◇24日◇Kスタ宮城

 好調楽天が試練を迎えた。嶋基宏捕手(27)が骨折で登録抹消。正捕手離脱というだけでなく、打率3割9厘、出塁率4割2厘の不動の8番打者がオーダーから消えた。その打線が中日雄太に8回3安打に抑えられ0封負け。連勝は3で止まった。星野監督は「(雄太は)良い投手だが、もうちょっと頭を使わんと」と渋い顔だった。

 不満は凡打の内容だ。8回まで、犠打を除き計15アウトを内野ゴロで奪われた。ストライクゾーンで直球を動かされ、打ちにいけばボール球。外野に飛んだのは安打も含め4度だけとあっては、監督も「シゲ(谷繁)に遊ばれとった感じ」と認めるしかなかった。

 8番嶋が出塁し、1番聖沢がかえす得点パターンがなくなった。だが、嶋がいたら、と考えても始まらない。雄太の制球が不安定だった1回に1死一、三塁を作りながら、フェルナンデスが遊ゴロ併殺。好機を確実につかまなければ、積み上げた貯金を失うことになる。「これから強くなれるか。ケガで離脱は必ず起きること。2番手がカバーしないとね」とは田淵ヘッドコーチ。その言葉が、楽天が進むべき指針を示している。【古川真弥】