同世代の活躍に燃える男がいた。阪神ドラフト5位の松田遼馬投手(18=波佐見)だ。前日17日、楽天釜田佳直投手(18)が巨人にプロ初完投勝利。中日高橋周平内野手(18)もプロ1号決勝ホームランを放った。同学年ルーキーの活躍に、普段はおっとりしている松田も興奮気味に話した。

 「釜田、3勝目ですよね。しかも完投勝利で。すごいですよね。高橋周のホームランも。ニュースで見て、びっくりしました。やっぱり刺激になりますね」

 波佐見高校では3年春の甲子園で148キロをマークし、世代を沸かせた1人だけに、気にならないはずがない。刺激を受けたのか、18日は休日返上でトレーニングした。

 同学年ライバルはさらに、同じ阪神に歳内宏明投手(18)もいる。いつか「松田世代」と言われたいか、と問われると「言われたいですよね」と素直な思いを表した。

 燃えるプロ1年目。ウエスタン・リーグで2試合に投げ3回を無失点。育成試合では8試合で18回を投げ、自責点5の防御率2・50だ。「任されたイニングはしっかり抑えたい」と力を込める。松坂世代、佑ちゃん世代…。プロでの注目度では釜田らに先行を許したが、刺激をバネに、「松田世代」と呼ばれる日まで走り続ける。【山本大地】