ソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が完全復活で1軍に戻る。福岡市内の西戸崎合宿所で19日、リハビリ開始後初めてのノック、フリー打撃を実施。「指名打者よりも普通に守れる状態で(1軍に)上がれると思う」。代打や指名打者ではなく、一塁でフル出場できる体に急ピッチで仕上げている。

 ノックでは正面のゴロを約5分間、軽快にさばいた。フリー打撃では50スイング。最後の10スイングは腰に力を入れ力強い打球を飛ばした。「(守りの)状態はよかった。打撃は全然怖くない。何でか分からないけれど、加減せずにできた」。前日18日に福岡市内の病院で撮影した患部の映像は、5月25日の登録抹消時と変化していないが、本人も驚くほど痛みがなくなっている。今日20日は福岡ヤフードームで行われる1軍全体練習に合流し、フリー打撃を行う。新垣が「やっぱりキャプテンが帰って来ると締まりますね」と話すようにひと足先に活を入れる。

 予定している26日オリックス戦(福岡ヤフードーム)での復帰へ、最大の敵は天気だ。22日からの2軍広島3連戦(雁の巣、小郡)は雨天中止の可能性も。「3試合とも出るつもり。あとは天気。雨が降ったら僕の復帰は大幅に遅れます」。あくまで2軍戦に出てから1軍へ。中止の場合、次の本拠地ゲームは7月4日西武戦となる。あと1本に迫った通算2000安打。本拠地復帰戦で1日でも早く打つためには、天気の回復を祈るしかない。【石橋隆雄】