西武菊池雄星投手(21)が29日、7月1日の日本ハム戦で今季初先発することが正式に決まった。西武第2球場でブルペン入りし、36球の投球練習。左手中指のマメの状態も良好で、ゴーサインが出た。菊池は「調子はいいです。小さくまとまらず、思い切っていきたい」と意気込んだ。同戦は、前身の西鉄で活躍した稲尾和久氏(故人)の背番号「24」が永久欠番になることを記念する「永久欠番メモリアルゲーム」として開催され、監督、コーチ、全選手が61年時の西鉄の背番号24のユニホームでプレーする。球界初の試みとなる一戦を彩るために、マウンド後方部には背番号「24」が白線で刻印されることも判明。稲尾氏の魂とともに、期待の若武者がマウンドに上がる。