<オリックス5-1日本ハム>◇4日◇京セラドーム大阪
岡田監督もビックリだ。194センチ、130キロの巨体を揺らして、オリックスの主砲・李大浩内野手(30)が走る。4点リードした5回2死二塁。三遊間に転がった打球を捕った日本ハム中島の送球よりも早く、李大浩は一塁に到達した。その間に二塁走者・野中が本塁へ突入し5点目をゲット。李大浩は1回の先制犠飛に次ぎ、2打点目をあげた。
4番は「深いところだったので精いっぱい走ったよ」と振り返った。珍しい内野安打に、指揮官も「初めて見たわ」と笑いながら「チャンスで回って来てるし、仕事はしてる」と12カードぶり勝ち越しを導いた大砲をたたえた。
今季打点はこれで「46」となり、並んでいた西武中村を抜きリーグ単独トップに立った。チームはシーズンの半分72試合を消化。開幕前に掲げた「100打点」へ順調だ。
当初は日本の野球に戸惑い、焦って苦しんだが、今は自分のペースでプレーできる余裕がある。「今の調子でもっとチャンスに集中できれば、自分が思った結果が残せると思う」と胸を張る。
指揮官も「今までが悪すぎたからな。打線も当たりが出てきたし、早い回に点を取れば(先発投手の)気持ちも違う」とチームに手応え。その中心で打線を引っ張る李の存在が、これからさらに大きくなりそうだ。【高垣誠】



