球児よ、救世主になってくれ!
右膝を痛めて2軍調整中だった阪神藤川球児投手(31)が5日、都内のチーム宿舎で1軍本隊と合流した。今日6日の巨人戦(東京ドーム)から出場選手登録され、戦列に戻る。
守護神不在の11試合で3勝8敗と大苦戦し、5位に転落。ボロボロに傷ついた虎を再浮上させる使命がある。シーズンを折り返した73試合目からの復帰に備えて、この日は松山から移動する本隊よりも早く、昼すぎに都内へ。「今日は休みだから」と多くを語らなかったが、前日4日にシート打撃登板も終え、マウンドで躍動する準備を整えた。
守護神の復帰は戦略的にも好影響を及ぼす。和田監督も「それは全然違うわ。(残った救援投手は)あたふたじゃないけど、居心地の悪いポジションで投げる投手もいた。そういう意味では、球児が戻ると、また元のポジションで『今年、これでいこう』というところで働けるような状態になってくる」と期待した。
3日広島戦(松山)では2点リードした9回に登板した榎田が救援に失敗し、痛恨の逆転負けを喫した。だが、藤川が戻り、開幕当初のように筒井→榎田→球児とつなぐ「TEQ」継投も可能になる。生命線の必勝リレーを再建し、V字回復を目指す。【酒井俊作】




