来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の山本浩二監督(66)が5日、都内でスタッフ会議に臨んだ。

 スタッフ会議で絞り込んだWBC代表候補約50人の中に前レイズ松井秀喜外野手(38)、レッドソックスFAの松坂大輔投手(32)もリストアップされていることが、分かった。出場を要請している大リーガー6人の出場可否が現時点では不透明。不出場者が多数の場合には代表をけん引し、海外の投手の特徴を把握し、また国際使用球などへの対応策にもたけた米球界経験者が不可欠と判断したようだ。山本監督は「いろいろな意見が出た」といろいろなケースを想定。松井と松坂は有事の“予備要員”として、代表入りの可能性を残した。