ソフトバンクの選手会納会が28日、熊本県内の温泉地で行われた。

 松田宣浩内野手(29)が、内川聖一外野手(30)に挑戦状をたたきつけた。「来年は最多安打を取りたい。打倒ウッチーさん!

 ヒットをパ・リーグで一番打ちたい。そうすれば打率も上がる」と高らかに宣言した。

 今季最多安打のタイトルを獲得した内川は138試合に出場し157安打。松田は95試合で108安打。打率は2人とも3割ちょうどだった。松田は8月1日楽天戦(秋田)で右手甲を骨折し、2カ月戦列を離れたが「ケガしていなかったら、今季も可能性があった」と自信を見せる。

 復帰したシーズン終盤は、構えたバットの位置を肩に乗せず、右耳に近づけるなど微調整をして乗り切った。WBC選出なら3月に調子をピークにし、そのまま安打を量産する青写真を描いている。