ソフトバンクのドラフト1位、東浜巨投手(22=亜大)が開幕ローテを外れたことが27日、分かった。オープン戦3試合で防御率0・82と結果を残し、ローテ入りを有力視されていたが、公示された開幕戦の出場選手登録から漏れた。キャンプ、オープン戦も大崩れしなかったが、本来の出来ではないと判断されたようだ。郭泰源投手コーチは「去年のビデオと見比べても、ナオはもう少しできると思う」と話した。先発ローテ6人目の枠を争っていたドラフト6位の山中浩史投手(27=ホンダ熊本)に競り負けた格好だ。

 東浜はこの日、ヤフオクドームでの全体練習に参加。次回は2軍での調整登板と告げられたようで「投げる日だけ言われました。もうちょっと投げ足りない部分がある。投げるところをもらっているので、そこで投げてつかみたい」と淡々と話した。開幕戦は摂津で2、3戦目は山田、武田が先発。西武3連戦は大隣、山中、新外国人ヴィセンテ・パディーヤ(35=レッドソックス)の順となった。