<中日15-3阪神>◇23日◇ナゴヤドーム

 ドハデに連敗ストップだ~。守道竜の打線が本拠地で爆発した。4番和田が1試合6打点と大暴れ。今季最多の13安打で15得点と阪神を圧倒した。大量援護に守られ、エース吉見も今季初勝利を挙げるなど、ナゴヤドームはもうお祭り騒ぎ。3連敗で元気がなかった高木守道監督(71)にも久しぶりの笑顔が戻ってきた。

 今季一番の勝ちっぷりに、ムッツリ顔が多かった高木監督も頬が揺るんだ。開口一番、「まあ、今日はしゃべるわ」。報道陣を爆笑させると、ご機嫌でしゃべり続けた。

 「これ以上、ズルズルいけない。名古屋から、ということやったから。今日はファンの人のイライラを減らすことができたんやないの。おまけがたくさんあったから」

 もちろん、竜党にはスッキリする試合展開だった。1回に4番和田の犠飛などで2点を先制。虎のエース能見をゲーム序盤で引きずり下ろすと、5回には打線がつながり1イニング8得点。エース吉見にも今季初白星がつく最高のゲームだった。上昇気流に乗ったのか?

 開幕から9戦連続失敗していたドアラのバック転まで成功…。

 横浜でDeNAに2度のサヨナラ負けを含む3連敗を喫した。高木監督は前日22日にナゴヤドームに1、2軍のコーチ陣を集めた。「結果的には、そんなことということだけど、ファームのコーチともしっかり話をした」。連係を取って引き締めを図り、名古屋からの出直しを誓っていた。

 しかも平田と堂上直の出場選手登録を抹消。代わりに中田亮と柳田を昇格させた。松井佑の負傷離脱で平田が守ってきた右翼に藤井を起用。するとその藤井が2回に3年ぶりの本塁打を放った。7回には代打森野にもアーチが飛び出した。やることなすこと、大当たり。大満足の勝ちゲームに約5分間の会見を終えた指揮官は「あんまりしゃべると、明日に影響するからやめとく」と最後まで上機嫌だった。【桝井聡】