ソフトバンク摂津正投手(30)が発熱のため先発予定の27日ロッテ戦(QVCマリン)を回避する可能性が出てきた。23日、練習を取りやめ、福岡市内の病院で検査を受けた。高山投手コーチは「へんとうが腫れている。明日(24日)1日休ませて、明後日話し合うよ。土曜日(27日)は無理させません。WBCの疲れが出てきたのでしょう」と説明した。長いシーズンを見据え、強行先発には消極的だった。登録抹消はせず、武田を中5日で代役にあてるなどローテーションを一部再編するもようだ。

 今季の摂津は4試合に先発し、チーム最多の3勝(1敗)を挙げ、防御率は1・61、32奪三振で、奪三振率は10・29と高い数字を残している。19日オリックス戦もT-岡田に2ランこそ浴びたが、7回4安打2失点と安定した投球だった。