藤浪の新人王奪取を強力援護や!

 阪神打線がヤクルトのルーキー小川攻略を目指す。明日4日に対戦予定。球宴ファン投票用紙にノミネートされ、新人王を目指す藤浪晋太郎投手(19)にとって目下、最大のライバルだ。ここまで3勝を挙げ、防御率2・08と安定。一筋縄ではいかない相手だけに、水谷チーフ打撃コーチも警戒する。

 「のっぺりした投げ方やな。押し出すように投げる。タイミングを取るのが難しい。高い球を打ったらポンポン打ち上げてしまう」

 公式戦では対戦していないが、オープン戦では打ちあぐねた。3月13日に甲子園で対決した際には5回で散発3安打、無得点に抑えられていた。大リーグ伝説の投手ノーラン・ライアンをまねした左足を高く上げる投法に惑わされ、和田監督も「新人といえども、あの投手は簡単ではない」と話していた。オープン戦では合計7回で無得点。強烈な印象を植えつけられただけに全力で崩しにかかる。

 相手投手を分析するスコアラーとしてベンチに入る関川打撃コーチは「特徴は投げっぷりがいいということ、球に勢いがあるということ。足がついてから遅れて手が出てくる感じ。タイミングが分かりづらい」と評する。打者泣かせの変則投法に間合いを測らない限り、攻略できない。大和も「真っすぐに力があって、ダイナミックなフォームで投げてくる。真っすぐで押してくる印象」と話した。

 4月に3勝をマークした藤浪のためにも奮闘する。小川も負けじと3勝し、早くも新人王レースは白熱。打線は前夜、今季6度目の無得点試合を喫したが、かわいい後輩が優位に快走するためにも、先輩として意地を見せたいところだ。