国民栄誉賞受賞を記念した「長嶋茂雄・松井秀喜の絆」展が30日から、東京スカイツリーの5階展示スペースで始まった。初日のこの日は、巨人長嶋茂雄終身名誉監督(77)が、開館を祝ってテープカットを行った。国民栄誉賞の記念品として贈られた黄金のバットや、初公開となる松井選手が素振りを繰り返したジャイアンツ寮の素振り部屋の畳が展示されている。

 長嶋終身名誉監督は「松井君との20年を振り返った展覧会を開いていただき、ありがたく思います。会場に足を運んで展示品や写真を見ると、1992年のドラフト以降、2人で歩んできた幸せな思い出がよみがえってきました」と喜んでいた。