西武涌井秀章投手(27)が“守護神調整”に活路を見いだす。今日20日ロッテ戦(QVCマリン)の先発に向け、西武室内練習場で投球練習した。通常は登板2日前に入るブルペンをとりやめての前日入り。捕手を座らせて14球を投げ「今日は全然ダメだったけど、後ろ(抑え)の時は連投した方がよかったので、今回やってみようと思った」。先発で結果が出ない悪い流れを変えるため、調整法も見直した。
チームは首位楽天に2日連続サヨナラ勝ちし、ゲーム差を7・5に縮めた。土俵際でなんとか踏みとどまり、渡辺監督が「我々はまだ死んでない」と逆襲を誓ったばかり。2位ロッテとの大事な初戦で、勢いをそぐわけにはいかない。右腕は「大量失点しないように。いい時と悪い時のムラがあるけど、気持ちと気合で頑張る」と力をこめた。
前回登板の13日ソフトバンク戦では4回5失点。降板後、渡辺監督が「先発失格」とダメ出ししたのも、奮起してほしいからに他ならない。前半戦でチームトップ9勝を挙げた菊池は、左肩炎症で故障離脱。せっかくの追い上げムードも、先発の柱がいなければ、いずれ失速する。奇跡の逆転Vには、涌井の復調が欠かせない。【柴田猛夫】




