<楽天1-2オリックス>◇14日◇Kスタ宮城
負けても、楽天星野仙一監督(66)からは笑みがこぼれた。1点を追う6回2死満塁で、マギーが中飛に倒れたことに「逆風か?
パワー、ないなあ」と冗談を飛ばした。打線がオリックス・ディクソンに4安打に抑えられ、連勝は3でストップ。優勝マジックは12のまま、足踏みした。それでも、悲壮感は皆無。「向こうの投手がよかった。引きずったらダメ。明日の投手を、どう攻略するかだ」と、サバサバと引き揚げた。
これまでは、たとえ勝ってもミスには厳しかった。途上のチームとして、どんな試合の後でも、その姿勢はぶれなかった。だが、残り20試合を切った。前だけ見るスタイルに切り替えた。「(先発で7回2失点の)辛島はトータルでは、よく投げた。(2番手の)釜田も、あのまま腕を振ってくれれば、良い投球ができる」と、投手陣にもおおらかだった。ベンチには、故障で離脱したラズナーと島内のユニホームが飾られた。いない選手の思いも力に、全員で優勝へ向かう。【古川真弥】




