<阪神2-0ヤクルト>◇23日◇甲子園

 明暗がくっきり分かれた。最下位のヤクルトが阪神に3安打完封負けを喫した。3年連続クライマックスシリーズ(CS)進出が完全消滅したと同時に、阪神のCS進出を確定させた。試合後、小川淳司監督(56)は「今更なので特にコメントはありません。とりあえず残り試合を頑張ります」と、厳しい表情を崩さなかった。

 今季を象徴するような負け試合。先発村中は7回2失点で踏ん張ったが打線が援護できない。佐藤作戦兼打撃コーチは「悪いときは投打がかみ合わないことが多い」と嘆いた。故障者が続出した影響が大きいが投打の歯車は最後までかみ合わなかった。

 1年契約の今季はBクラスとなった小川監督だが、球団は前年まで2年連続でAクラスに導いた実績も含めて監督人事を検討し、そのうえで会談を行う予定。そこで続投を要請する可能性があるが、小川監督は「その時点になってみないと何とも言えない。(会談予定は)決まっていません」と、12試合を残すチームへの影響を考慮して言葉少なだった。今は自分のことではなく「1つでも順位を上げるつもりでやっている。それに向けて頑張ります」と最下位脱出への決意を口にした。【浜本卓也】