<ソフトバンク5-8オリックス>◇26日◇ヤフオクドーム

 最後は閑古鳥が鳴きそうだった。8回に決定的な3点を奪われると、ヤフオクドームの観客が次々と席を立った。ソフトバンクが、オリックスに2年ぶり同一カード3連敗。摂津正投手(31)が5失点KOで8敗目を喫した。「チームに申し訳ない」。

 5回まで1安打投球。6回の突然の乱調に、秋山幸二監督(51)も首をひねった。「あの回だけちょっとおかしかった。4連打か」。実際は四球をはさみ5安打が連なった。「5連打か…。はぁ」。ため息とともにガックリとうなだれてしまった。

 前回21日ロッテ戦はまさかの1回7失点KO。球数も少なく、今季初の中4日先発で必勝を期した。それでも狂った歯車は戻らない。大事なシーズン終盤でプロ初の3連敗。チーム防御率は4月から8月まで2~3点台で推移したが、9月は4・52に悪化。屋台骨を支える右腕の失速がチームの成績とリンクする。

 ここ7戦で1勝6敗。1ゲーム差に迫る西武も逆転負けし、4位転落を免れたことだけが救いだ。「結果は結果。また明後日だ」と秋山監督。1日の休息をはさみ、明日28日は西武と再び重要な1戦。目下の敵に敗れれば、秋山ホークスで初めてCS進出を逃す可能性が高まる。【大池和幸】