「150キロ超VSフルスイング」。想像するだけでワクワクする対決が実現へ。日本ハム栗山英樹監督(52)は22日、春季キャンプ中の来年2月8日に行われる紅白戦で、中田翔内野手(24)対大谷翔平投手(19)の顔合わせとなる可能性を示唆した。同戦は斎藤佑樹投手(25)と大谷の投げ合いが決まっているが、中田は斎藤のチームに組み込むことになりそう。公式戦では絶対に見られない注目の対決となる。
「斎藤対大谷」の投げ合いが決まっている来年2月8日の紅白戦に、またひとつ見どころが増えそうだ。栗山監督は、中田を斎藤のチームに組み込み、打席で大谷と対決させる可能性を示唆した。「(可能性は)ある。だって見たいでしょ?
あの時期に速い球を見ると、体感としてプラス」。両者の状態次第だが、問題がなければ、夢対決が実現しそうだ。
刺激を与える狙いがある。同監督は、キャンプ初日から全選手を競わせる考えを明かしている。「(中田)翔も(陽)岱鋼も特別扱いはナシ」。打線の核となる主力選手でもスロー調整は許さない。キャンプ序盤から体を仕上げ、オープン戦、開幕へと向かって欲しいと期待している。
そこで浮上したのが、中田VS大谷だ。オフの間、実戦から離れていた中田が、いきなり150キロを超える大谷の投球を体感することで「ゆるいボールを打つよりも、(大谷)翔平のボールで、(自身の仕上げが)遅れてる…とか、このままじゃいけない…とか、思うかもしれない」(同監督)。あえて剛速球の打席に立たせ、若き主砲の気持ちを奮い立たせようという狙いだ。
一方で大谷にも無言のメッセージとなる。投打「二刀流」は継続する来季だが、先発ローテーション入りが最低目標で、投手としての働きをメーンに求められるシーズンになる。いまや侍ジャパンの4番となった中田との「初対決」は、自身の実力を知り、その後に生かす絶好の機会となる。
斎藤と大谷の投げ合いに、中田と大谷の直接対決。来年の「2・8」は、指揮官プロデュースで日本ハムキャンプが熱くなりそうだ。【本間翼】



