けんか上等!

 日本ハム中田翔内野手(24)が15日、福岡県福津市内の野球場で行われた「東日本大震災チャリティーイベント」に、ソフトバンク森福、ロッテ角中とともに参加。今季、死球を左手に受け骨折離脱した経験から、来季へ向けて、死球に負けない技の習得に乗り出すことを宣言した。

 悔しさが、新しい取り組みへの意欲をかき立てた。8月21日楽天戦で死球を受け左手中手骨を骨折、視野に入っていた本塁打王のタイトルを逃した中田は「避け方も当たり方も下手だから」と、自分自身を振り返った。スラッガーの宿命とも言える、内角攻め。危険を回避するため、すでに防具も準備している。「当たってケガをするのはもったいない。そうなるより前に、軽いケガで済むようにしていくのもプロの技だと思う」と、本腰を入れて対策に乗り出す考えで「稲葉さんは避け方がうまいよね」と、大ベテランの技を吸収するつもりだ。

 イベントでは大好きな子どもたちと野球教室で触れ合い「子どもたちのためにも結果を残したいし、憧れでいたい」。故障に泣くのは、もうゴメン。来季こそ全144試合で4番をまっとうする。【中島宙恵】