「侍コック」が誕生する!?

 侍ジャパン小久保裕紀監督(42)と日本野球機構(NPB)が23日、福岡市内のホテルで来季の活動計画など協議。11月の台湾3連戦(台北)では宿舎の食事が合わず、ファストフードで済ます選手が続出したことを憂慮し、小久保監督は「本番ではちゃんとした人を連れて行ってもらえるようにと、情報を出しました」と専属シェフの同行を要望した。NPB沼沢事務局次長も「栄養管理も大きな大会になると重要。ベストパフォーマンスを出してもらわないと」と検討を約束した。

 来年2月からは第2次小久保ジャパンの選考を始める。11月に計画する強化試合に向けて、12球団のキャンプを上旬、中旬と2度に分けて視察する。アマチュア枠は残されるが、小久保監督は「次回の強化試合は26歳以下の枠は取っ払って、本来のトップ選手を招集しようと思います」と話した。【押谷謙爾】