新人王調整だ!

 広島ドラフト1位の大瀬良大地投手(22=九州共立大)が2月末にも実戦登板する方針が17日、明らかになった。山内泰幸コーチ(40)が「祐輔(野村)の経験も踏まえて逆算してね。2月終わりから3月頭ぐらいになると思う」と説明した。2月下旬から3月上旬にかけては26日巨人戦(那覇)を含む数試合の練習試合が組まれており、G倒デビューの可能性も出てきた。

 野村の1年目は12年2月7日のキャンプ初ブルペンから28日に紅白戦登板、3月4日にオープン戦初登板と段階を踏んだ。開幕ローテ入りから9勝して新人王を獲得。同じペースの調整容認は高い期待の表れだ。

 今日18日には1カ月以上ぶりにブルペンに入り、捕手を立たせて20球前後を投げる予定。実戦までのプランを伝え聞いた大瀬良は「明日からブルペンに入っていけば大丈夫だと思います」と笑顔を見せた。【佐井陽介】