オリックス森脇浩司監督(53)や新人9人らが17日、ほっともっと神戸で阪神・淡路大震災で亡くなった被災者をしのび、黙とうした。兵庫生まれの森脇監督は「黙とうを通じ被災された方に気持ちを伝えさせていただいた」と語った。

 ドラフト4位園部聡内野手(18=聖光学院)は福島・いわき市生まれで、勿来一中の卒業式の日に東日本大震災にあった。原発事故もあり、一時は避難生活も送った。「自分が神戸に来て、2つの震災を背負える選手になれるかというと、まだまだと思います。入っただけでなくプロで活躍できる選手になることが大事」と表情を引き締めた。

 奈良の自宅で19年前の大震災を経験した同1位の吉田一将投手(24=JR東日本)は「神戸の知人の家では、倒れかけたタンスをおばあさんが必死に支えてしのがれたと聞きました。震災を忘れず黙とうすることは大事なこと」とかみしめた。【堀まどか】