ソフトバンク大隣憲司投手(29)は「最速調整」で左腕エースの座を奪い返す。18日、公開した自主トレではキャッチボールで回転のいい球を投げ、状態のよさをアピール。2日前の16日には高田らを相手に50~60球、打撃投手を務めた。

 「この時期に打者相手は人生最速ですね」とニッコリ。昨年は背骨付近の靱帯(じんたい)が硬くなって神経を圧迫する難病の黄色靱帯骨化症にかかり、6月に手術。長いリハビリ生活に耐え、秋のキャンプでは連日投げ込めるまでに回復した。打者との感覚を取り戻すためにも早めの打撃投手となった。

 病院での定期的な診察も必要がなくなったという。チームの大型補強にも「人がどうではなく、自分のことを考えてやっていく。僕はジワジワといきますよ」とどっしり。「開幕2カード目はハムなんですか?」と目を輝かせた。日本ハム戦は通算21戦11勝と得意にするだけに、2カード目の初戦に投げる第2エースの目標を定めていた。