昨季最多勝を獲得したヤクルト小川泰弘投手(23)が、血流アップで「ライアン投法」の持続力アップを図る。神宮外苑で自主トレを行った。「まだまだだと思うし工夫次第で成長できる。新しいことを取り入れてやっていきたい」と向上心は尽きない。着目したのが「血流」。一般的に血流が悪くなると疲れやすくなるといわれる。「去年の中盤から後半は左足のハムストリングス(もも裏)や右前腕とかに張りが強かった」との反省から、今オフは片足を台に乗せて両手に重りを持ち、もう片方の足を上下させるなどの準備運動を取り入れた。この日は遠投の距離を約70メートルまで延ばし、22日の初ブルペンに備えた。