野球日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(42)が22日、都内の日本野球機構(NPB)で侍ジャパンスタッフ会議に出席し、春季キャンプの視察スケジュールを固めた。2月1日の楽天(久米島)を皮切りに7日間で全12球団を回ることが決まり「選手をじっくり見る時間はないと思う。まずは監督さんにお会いし、ちゃんとあいさつをして、侍ジャパンに対する理解や協力を求めていきたい」と話した。

 17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での世界一奪還を見据え、NPBは毎年11月に日本代表の強化試合を組む方針。今年は日米野球の開催を検討している。会議では、日米野球の選手選考についても意見交換した。小久保監督は「昨年(秋の台湾戦)は26歳以下のメンバーでしたが、次はベストに近いメンバーで戦いたい。(時期的に)投手は難しいかもしれないが、野手はトップの選手を招集したいと考えている」と、意欲をのぞかせた。