オリックス糸井嘉男外野手(32)が“相棒”を送り忘れた。28日、合宿所「青濤館」で今日29日の宮古島キャンプ出発に備えて体を動かした。今季30発を目指す男は、オフの自主トレで通常のボールより100グラム重い240グラムのボールを打ち込んで、パワーアップに努めてきた。キャンプにも持ち込むつもりだが、直前のこの日、まだ現地へ送っていないことに気づいた。だが、そこは糸井。「明日、空港に持っていこうかな。何よりも大切なものなんでって」と豪快に笑った。