DeNA中畑清監督(60)が予想的中に大はしゃぎした。12日、ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)で、開幕前から予想していた平野歩夢(15)の銀メダル獲得に大喜び。取材陣から用意されたメダルをかじるポーズを見せ、「バンザーイ!

 イエーイ」と何度も飛び回った。「言ったとおりだろ」とドヤ顔だった。

 ふてぶてしい姿が目に留まった。五輪開幕前に平野のドキュメントを見た時にほれ込んだという。「目力があるし、生意気なしゃべり方もいいね」と15歳とは思えない姿に、大物を予感していた。

 ドラフト5位の関根大気外野手(18=東邦)にも同じ資質を感じている。キャンプ1軍スタートで、11日の紅白戦で1打席目から二塁打を放つなど高卒ルーキーとは思えない活躍に、「うちのチームで言うなら関根が似ている。高校生1人でいるのに堂々としてて、物おじしない。ハングリーさがあるところが似ている」と平野級の活躍を期待する。メダル獲得の予想は当てた。次はチームからも、金メダリストの誕生を願った。【細江純平】