阪神ドラフト6位岩崎優投手(22=国士舘大)が16日、西武との練習試合(安芸)でド派手なデビューを飾った。実戦初登板で先発でマウンドに上がり、3回を無安打無失点。話題のドラフト1位森友哉捕手(18=大阪桐蔭)も含め、6三振を奪う快投だった。

 「最初は緊張しました。日高さんのリードに応えられた。1球1球学ぶことが多かったです」

 最速は139キロ。ロッテ成瀬のようにタイミングをうまく外し、緩急をつけた投球で空振りを重ねていった。平田2軍監督も「見事だね。(相手が)まったくあってない、打たれる気がしない。スピードガンより速く感じる。続けていけば上にもいい報告ができる」と高評価。1軍昇格の道も見えてきた。