阪神の新守護神、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=韓国・サムスン)が25日、韓国LGとの練習試合(宜野座)で快投した。9回に登板。最速155キロの直球を主体に、1回1安打2奪三振で無失点だった。

 呉昇桓の「2段モーション疑惑」に関して、練習試合で球審を務めた韓国の李基中(イ・ギジュン)審判が見解を述べた。韓国でも呉昇桓が新人時代の05年冬に議論となり、MLBにビデオで確認をとったという。「左足を(1度)踏んでからではなく、すりながらだったので問題ないということだった。日本で(今年)この話が出たのに驚いた。メジャーもWBCも問題なかったのに」と話した。