<オープン戦:日本ハム1-1西武>◇11日◇札幌ドーム
天敵封じのシミュレーションが完了した。西武牧田和久投手(29)が日本ハム中田に対し、徹底した内角攻めでエサをまいた。1回2死一塁。炭谷のサインにちゅうちょなく首を縦に振った。「相性が悪い打者なので、シーズンに入ってからの配球も見据えて直球だけを投げた」と、内角一辺倒かつ、直球だけで空振り三振に仕留めた。
昨季は日本ハム戦の登板が1度もなかったが、12年は10打数7安打と打ち込まれた。3回の第2打席も、すべて直球勝負。中前打を許したが「いかに外を遠く見せられるか。変化球という選択肢もあったけど、今はまだ」と手の内は見せなかった。シーズン前に内角を意識させることで、本番では外角の変化球を生かそうと考えた。
逆に初対戦のルーキー岡からは、データを収集した。2回1死二、三塁から甘く入った直球を先制適時打され「振ってくるというよりはミートしてくる打者。中日の荒木さんのような感じ」と分析した。6日の中日戦から中4日での先発で、3イニングのみでマウンドを降りたが収穫は十分。被安打5、1失点に「先制点を許したことは次への反省ですが、試したいことはだいたい試すことができた」と納得顔だった。【為田聡史】




