<オープン戦:オリックス3-7広島>◇11日◇京セラドーム大阪
オリックスT-岡田外野手(26)が豪快なオープン戦初アーチを放った。1回1死二塁から、広島野村の直球を右翼上段へ運ぶ推定距離130メートルの特大2ラン。チームにとってもオープン戦初本塁打。16打席ぶりの安打が豪快弾で、不振から復活を目指す男が猛アピールした。
打った瞬間、それと分かる豪快な1発だった。1回1死二塁、広島野村の初球ストレートを振り抜くと、打球は右翼上段へ飛び込む特大2ラン。「完璧でした。初球からしっかり振って行こうと思っていた。自信になります」。T-岡田は今季オープン戦初アーチ。チームにとっても9試合目で初の本塁打だった。まさに待望の1発。2打席目にもヒットを放ち、マルチ安打をマークした。
ここ4試合は15打席無安打と調子は下降線だった。試合前、長内打撃コーチから「(バットが)トップに入るのが遅れている。早めにトップを作れ」とアドバイスを受けた。自分のスイングができず、目で球をとらえてもバットが出なかったが、フリー打撃から意識して修正。その効果が、さっそく会心の1発となって実を結んだ。
11年には124試合で4番を打ったが、ここ数年は故障などもあり低迷。何かを変えねばと、オフから減量してキャンプに臨んだ。レギュラーを取り戻すために、バットでアピールを続けている。4番を取り返したい気持ちも強い。「でもここ何年間かで失った信頼を取り戻さないと、そこにはいけない。これをいいきっかけにして、任せられるというものをつくりたい」と前を向いた。さらに上のレベルを目指すだけに、凡打に終わった3打席目以降の打撃内容を反省した。
森脇監督も「素晴らしい本塁打だった。チーム初本塁打?
出ないもんだと思っていた」と笑いながら称賛した。現在、4番候補のペーニャが故障で離脱中。T-岡田に、4番奪回のチャンスはある。【高垣誠】



