右足の故障で出遅れている阪神マウロ・ゴメス内野手(29=ナショナルズ3A)が、甲子園で初めてのフリー打撃を行った。

 オープン戦メンバーが練習を行った午前中の甲子園。好調を維持するライバル新井が打ち終わった打撃ケージにゴメスが入った。周囲では和田監督、中村GM、南球団社長までもが熱視線。周囲の心配をよそに、マイペースでバットを振った。「風は気にせずに今できるいいスイングをしようと心がけた」。58スイングで4本の柵越え。率こそ高くはないが、本塁から約5メートル後ろに設定された打席から、左翼中段まで飛ばすパワーを見せつけた。「言っていたように普通の大きさだなと思った。ボールさえたたけば、ホームランを打てると感じた」と甲子園でのアーチに自信満々。和田監督も「順調じゃないかな」とうなずいた。

 初実戦については14日のシート打撃を踏まえて判断することになった。指揮官は「公式戦なら結果もあるけれど、今の時期は上も下もどっちに出てもね」と教育リーグではなく、15日DeNA戦(横浜)での1軍出場も選択肢に加えた。