<ソフトバンク3-2ロッテ>◇30日◇ヤフオクドーム
あと1歩及ばず、2002年(平14)以来の開幕3連敗となった。球場を引き揚げるロッテ伊東勤監督(51)は「このままじゃ帰れんな。もう1試合やりたいぐらいだ」と悔しさを押し殺した。勝ち越したら休日にする予定だった31日に、全体練習を行うよう指示した。
「アジャ外し」も実らなかった。自分の打撃を見失っているルーキー井上をスタメンから外した。試合前のミーティングで「アジャ、2000本まで、あと2000本だな」と声をかけ、気持ちを和らげたが、指示したのは左投手用の代打待機。結局、出番はなかった。代わりの4番ブラゼルは、適時打を放つ活躍を見せたが、勝利をたぐり寄せるまでにはいかなかった。
守りでは、相手の主軸を抑えきれなかった。特に内川には勝負のかかるポイントで、ことごとく打たれた。「対策はしてるんだけど、その上をいかれている。ただ、それじゃあ飯は食えない。次は抑えないと勝てないのは分かっている。この3つ、あいつひとりにやられた」と伊東監督。4月18日からの再対決に向けて、対策の練り直しが急務となった。
12年前の開幕3連敗は、そのまま11まで伸び、シャレにならない状況になった。だが、今回は少し状況が違う。開幕シリーズを欠場した4番今江と1番打者候補の加藤が合流予定。戦力はここから整ってくる。巻き返しが始まる。【竹内智信】




