ゴジラ先生の抜き打ちテストだ!

 元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(39)が1日、川崎市内のジャイアンツ球場を訪れ、イースタン・リーグの巨人対日本ハム戦を視察。2回途中、右翼スタンド奥の通路からフラリと現れた。ヤンキース1年目の03年2月の自主トレで使用して以来、11年ぶりの訪問。「キャンプで2軍選手をたくさん見ていたし、午後が空いていたので」。宮崎キャンプで臨時コーチとして指導した教え子たちのプレーを見守った。

 多くの選手たちは視察を知らされていなかった。松井氏がネット裏控室に腰を下ろすと、後継者候補の大田に好機が巡ってきた。2死二、三塁で低めの変化球を三ゴロ。適時失策となったが、3、4打席も連続三振に倒れた。

 大田は「来ていたみたいですね。試合後に聞きました。頑張るだけです」と悔しがった。2四球の中井は「松井さんと少し話した。『(負傷の)右肘はどう?

 打つ形は悪くない』と言われました」と明かした。

 松井氏は7回まで見届けて球場を後にした。「(大田は)今日の試合前まで3割以上打っていたみたいだし、1打席1打席を大事にしてほしい。それは彼だけじゃないけど」と教え子たちにエールを送った。【広重竜太郎】