<阪神15-0中日>◇2日◇京セラドーム大阪
阪神がやり返した。沈黙を破ったのは和田豊監督(51)だ。4回、先頭上本が四球を選んで初めて走者が出た。打席は2番大和。機動力が使えるコンビで振るったタクトは、バスターエンドランだった。たたきつけた打球は前進してきた三塁ルナの頭を越え、一、三塁に。4点先制劇、15点の大勝を演出した。
「上本の足というか、塁に出れば仕掛けられる。大和も開幕から2番打者の仕事をしてるからね。昨日があのような試合をしたから、選手も気合が入っていた」
前日1日のホーム開幕戦は、わずか3安打で0-10と惨敗した。眠っていた猛虎打線を起こしたのは「動」の采配だった。左腕岡田に合わせて新井良と俊介をスタメン起用。ともに効果的な適時打を放てば、代打新井も3点二塁打と的中した。
「全員の勝利。その中で新井兄弟がしっかり仕事してくれた。そういう(俊介の活躍)のを見せると(福留)孝介も頑張ろうと思うし、三塁も今成と競争しながらやっているからね」
新人岩崎に白星をつけようと、一丸になった。先発野手全員安打でホーム初勝利。競争大歓迎の和田阪神は、簡単にへこたれない。【近間康隆】




