<楽天1-7オリックス>◇2日◇コボスタ宮城
オリックスが、楽天ルーキー松井裕にプロ初黒星をつけた。勝負を決めたのは1点リードの6回だ。安達了一内野手(26)の三塁打で1点を追加しなお1死三塁。伊藤光捕手(24)は2球目に意表を突くスクイズ。体に当たりそうな球をバットに当てて転がし、がめつく3点目を奪った。伊藤は「難しい球でしたが、なんとか当てればと思った」。森脇浩司監督(53)も「あそこで1点取るか取らないかは大きい。いい投手なので空振りも取れるし外野フライも難しい。あの方法が一番だと思った」としてやったりだ。
オープン戦では5回2安打無得点に抑えられたが、打者には直球狙いを指示し、データを収集。「連打は難しい相手。腕の振りが強いので、シャープに振ること。(出塁すれば)足でけん制してクイックにさせればチャンス」(長内打撃コーチ)と攻略法を組み立てた。1回にヘルマンがそれを実践。安打で出ると、二盗、三盗と足で揺さぶり、ペーニャの先制打を呼び込んだ。
昨季の楽天戦は3連戦で1度も勝ち越せず、通算7勝16敗1分けと惨敗したが、今季は話題の新人に洗礼を浴びせた。貪欲に勝ちにいく。オリックスは引き立て役じゃ終わらない。【高垣誠】



