<中日3-5巨人>◇5日◇ナゴヤドーム

 3度追いつく執念も実らず、中日は開幕から3カード連続の負け越しだ。延長10回2死二、三塁。田島の148キロの直球は片岡のバットにはじき返されて右前に転がった。

 その直後、目を疑うプレーが出た。守り勝つ野球を掲げる谷繁元信兼任監督(43)は「2度とやっちゃダメ。ちゃんと指導してないというか、監督として足らないところ」と見過ごせなかった。なおも2死二、三塁で、長野の三塁への緩いゴロをさばいたルナは一塁に投げず、飛び出した二塁走者片岡を追いかけた。タッチにいくまでの間に、三塁走者橋本が生還。あっさりチェンジのはずが、みすみす決定的な「もう1点」を献上していた。

 ルナは「長野選手は足が速いので一塁に投げても間に合わないと思った」と弁明。コーチ陣と問題のプレーについて再確認した。ちぐはぐさを残した4連敗で、単独最下位に沈んだ。【桝井聡】