<ヤクルト12-11阪神>◇5日◇神宮

 阪神の新4番マウロ・ゴメス内野手(29)が開幕からの連続安打を8試合に伸ばした。初回2死二塁からヤクルト先発石川のスライダーを中前へ運んだ。先制タイムリーを放つと、直後にマートンの2ランが飛び出した。

 「いい感じが続いている。自分の仕事をしようと思って、打席に入っている」

 5回にはタイミングを外されながらもバットの先で中前に運んで出塁すると、またもマートンの1発が飛び出した。技巧派左腕・石川はボール球になる変化球を打たせようと、低めに集めてきた。だが、ゴメスは食いつかなかった。これをしっかりと見極めて好球必打。走者がいる場面で5番マートンにまわるため、相手バッテリーも勝負せざるを得ない。

 「後ろであれだけ打ってくれたら、自分もしっくり打席に入れる。彼があれだけ打っているのは単純にすごいけどね」

 助っ人コンビのアベック打点はこれで早くも5試合目。試合後、1試合7打点を挙げたマートンの活躍ぶりに目を丸くしたが、相乗効果も認めた。

 「きょうは負けてしまったけど、シーズンにはこういう試合もあるから」

 今の猛虎打線を引っ張っているのは間違いなく、このコンビ。日本球界の先輩でもあるマートンの大活躍の裏に、ゴメスの存在も光っている。【鈴木忠平】

 ▼ゴメスが開幕戦から連続試合安打を8に伸ばし、77年ブリーデンと並び阪神外国人2位となった。1位は06年シーツ9試合で、今日6日ヤクルト戦(神宮)で最長タイ記録を目指す。