<巨人4-2広島>◇10日◇東京ドーム
巨人坂本勇人内野手(25)が決勝のソロを放ち、初コンビの「同い年バッテリー」に白星を贈った。同点の6回1死、篠田の内角スライダーを左翼席上段に放り込んだ。「どんぴしゃで、きれいに打てた」。昨季は内角にうまくバットが出せず、悩む時期もあったが、お得意のゾーンを1発で仕留めた。
ピタッとしたユニホームが、進化の表れだった。オフはレンジャーズ・ダルビッシュと同じジムで自主トレ。以前からトレーニングへの意識は高かったが、さらに強まった。「ダルさんと一緒にやらせていただいて、意識が変わった」。4日からの中日3連戦ではビジターでのナイターながら、午前8時に起床。ウエートトレーニングに励んだ後、食事を取った。
シルエットは細身でも、筋肉の質が変わった。「単に、体を大きくしようと思ってやってるわけではないです」と言うように、最大の目的はシーズンをフルに戦う肉体作り。食が細く、以前はシーズン中に体重が減ることもあったが、ウエートトレを継続することで85キロを維持する。好不調の波に惑わず、進化を求めた成果だった。
オープン戦は23打席連続無安打で終えたが、開幕から好調をキープ。打順は1番から7番、そして6番に移ったが、攻守で勝利に貢献する。この日の試合後も、黙々とトレーニング。次戦への準備を整え、球場を引き揚げた。【久保賢吾】



