<阪神6-5DeNA>◇10日◇甲子園
約1年半ぶりに先発した阪神歳内宏明投手(20)は気迫の投球もプロ初勝利にとどかなかった。3月27日に結婚を発表した20歳の3年目右腕は前日9日に第1子(長女)が生まれたばかり。新たな家族を力に変えたかったが、先制点をもらった直後の4回に力尽きた。
5安打3失点。「調子は良かったですけど。追い込んでから甘くなってしまった」。4番ブランコには2打席連続で二塁打を打たれたが「インコースが苦手だと思った。シュートでファウルできたので、打たれたけど手応えを感じている」と収穫もあった。
憧れの先輩と同じ登板日だった。宝塚ボーイズの先輩でもあるヤンキース田中がメジャー2戦目で、本拠地デビューとなるオリオールズ戦に登板。7回を7安打3失点で、10奪三振と好投した。中学時代から「憧れている」先輩の背中を、今も追いかけていた。発奮材料に囲まれての甲子園先発も、初白星を手にすることはできなかった。



