<オリックス11-0楽天>◇25日◇京セラドーム大阪

 楽天則本昂大投手(23)は、オリックスに自己ワーストの投球をしてしまった。5回11安打9失点。被安打も失点も自己最多だ。「今日は何も言うことがありません。反省して、それからです」と言うのがやっとだった。1週間前に初の完封勝利を挙げた姿とは正反対だった。

 背信の則本に、星野監督は、ぶぜんとした顔で「何も悪くなかった」と切り出した。ただ、すぐに「2死から1割打者にカンカン打たれて。悪い癖。油断だよ」と吐き捨てるように言った。2回に先制を許した場面。簡単に2死を取ったが、連打で一、二塁。さらに、打率1割台の安達に四球で塁を埋め、同じく打率1割台の伊藤に2点二塁打。後は歯止めが利かず、失点を重ねた。打線も金子に1安打0行進では、序盤で勝負あり。則本には、せめて5回まで投げさせるしかなかった。「金子なんだから。先に点をあげちゃダメ。そんなこと分かってマウンドに上がっている」と同監督。完敗だった。