<DeNA4-14阪神>◇25日◇横浜

 新外国人の阪神マウロ・ゴメス内野手(29)が、開幕から25試合連続出塁に伸ばした。1回は見逃し三振に倒れたが、3回無死満塁から左前適時打。この日も、一塁ベースを踏んだ。この瞬間、和田監督が現役時代の97年に安打で記録した開幕24試合連続出塁を抜いた。試合後、記録更新について問われたゴメスは「知らなかったです」と驚いた表情。和田監督も「もう大幅に抜いてほしいよね。どうせなら」と、4番の活躍に期待を込めた。

 出塁記録だけではなく、打点もマークした。3回、2点目が入った直後の無死満塁。「チャンスだったし、ランナーをかえすことだけを考えていたんだ。打てるボールが来たし、それをしっかりと打ち返すことができたよ」。DeNA三嶋の真ん中高めへの直球をとらえ、レフト前へ運んだ。

 7回に再び満塁のチャンスが巡ってきた。フルスイングした打球は、センターへ高々と上がった。風にあおられたのかDeNA中堅荒波が落球。2死だったためスタートを切っていた走者が全員かえり、一時10点まで点差を広げた。打点はつかなかったが、きっちり得点につなげた。

 試合前のフリー打撃から柵越えを連発した。横浜スタジアムのバックスクリーンに、3発直撃させるなど好調をアピール。オマリー打撃コーチ補佐と話す表情も晴れやかだった。試合が始まれば必ず出塁。記録を伸ばし続けている。「勝てたのでよかった」。記録よりチームの勝利。心身共に充実している4番は心強い。【宮崎えり子】

 ▼ゴメスが3回に左前打を放って開幕戦からの連続試合出塁を25に伸ばし、自身の持つ阪神外国人の記録を更新。97年和田豊(阪神)の持つ開幕からの24試合連続出塁(全試合で安打)を上回った。