<オリックス10-4楽天>◇26日◇ほっともっと神戸

 楽天がオリックスに連日の大敗で、再び借金1を抱えた。08年以来6年ぶりとなる2試合連続2ケタ失点を記録。先発した塩見貴洋投手(25)は5回もたずに降板した。守りでは、内野陣が2失策で塩見の足を引っ張った。打線も相手先発のディクソンを捉えきれなかった。

 試合後も、首脳陣はコーチ室にこもったまま、しばらく出てこなかった。ミーティングの長さが、後味の悪い敗戦を物語っていた。反省点の多い試合だった。

 雪辱を期すマウンドで、またも結果を残せなかった。「あの1球が全てです」と、2回2死二、三塁でオリックス・ペーニャに打たれた3ランを悔やんだ。カウント2-1から投じたフォークが落ちなかった。左翼席上段まで運ばれ、序盤でリードを5点に広げられた。4回0/3、7安打6失点(自責5)。先発として3試合連続で5回もたなかった。

 1回無死一塁で、平野恵のバスターによる三ゴロを銀次が処理。捕球したまではよかったが、二塁悪送球で先制を許す失点につながった。仮に併殺なら、塩見の投球も変わった可能性は高い。2回には、ユーキリスも失策。内野の守りが、塩見の足を引っ張った。

 相手先発ディクソンに、5回6安打1得点に抑えられた。その1点も、3回無死一、三塁でジョーンズの三ゴロ併殺の間の得点だった。田代打撃コーチは「見てのとおり」。前日は金子に1安打のみに抑えられた。この日は、7回にジョーンズが3ランを放ったが、既に大勢は決していた。

 連日の大敗で、オリックスには開幕から5戦全敗とかもにされている。昨季(16勝7敗1分け)とは正反対の状況だ。試合前、星野監督は前日の金子の好投に触れ、「丁寧に投げていた。うちの投手はコントロールがアバウトなんだ」と言った。投手は1球を大切にする。守りは確実にアウトを取る。打者は甘い球を見逃さない。連敗ストップへ、当たり前のプレーが求められている。【古川真弥】