鷹狩りはオレに任せろ!

 オリックス西勇輝投手(23)が、今日29日からの首位攻防ソフトバンク戦で先陣を切る。12年から6連勝とタカをカモにしている右腕は、パ・リーグ月間最高防御率(0・24)更新の期待も大。勝てば5連勝で、初の月間MVPも近づいてくる。

 西が打倒ソフトバンクの先陣を切る。28日、ほっともっと神戸で調整した西は「ソフトバンクの打線もいいと思うが、1人1人しっかりとやっていきたい」と表情を引き締めた。

 とにかく乗っている。勝てば4月5勝でソフトバンク中田と並ぶ。自身初の月間MVP獲得の可能性が高まる。「関係ないでしょ」と無関心だが、11年などにも候補に挙がって取れなかっただけにチャンスだ。さらにパ・リーグ月間最高防御率の新記録も射程内。現在0・28で、5回2/3以上自責点ゼロなら66年8月の皆川(南海)の0・24を上回る。

 データも後押しする。12年から6連勝中で、昨季は対戦防御率が0・90。昨季までの主砲李大浩が加入したソフトバンク打線はチーム打率3割と強力だが、西は「役目をしっかり果たせば大丈夫と思う。目の前の敵をしっかり倒したい」と自信を見せる。「なるべく長いイニングを投げて、負けないようにして降りたい。1試合1試合を大切にやっていきたい」と主戦投手の自覚も十分だ。

 首位を走るチームは4月だけで16勝(3月1勝)。2連勝すれば、球団の4月最多勝利数(78年17勝)を塗り替える。また、現在「9」の貯金を2桁に乗せれば00年以来14年ぶり。乗ってる右腕が記録ラッシュの中心にいる。【高垣誠】